052-733-2198
月・火・金 午前 9:30~12:30 午後 3:00~5:30/第2・4木、土は午前のみ

(1). 不育症は一般的な病気ではありません

不育症とは、2回以上連続する流産・死産を繰り返してしまう『状態』であり、3回以上連続流産する習慣流産と、2回連続流産する反復流産を含んでいます。
 不育症の診断と治療の困難な点は、妊娠していない時点で、次の妊娠において流産の原因になる危険因子を予測して、その危険因子による流産が切迫する以前に予防治療する必要があることです。また、その危険因子には、身体的因子と精神的因子の両面があることです。つまり、不妊症の治療とは次元が違う予防医療の領域になるわけです。ですから、実際の診療の場においては、複数の疑い病名による保険の適用検査と自費検査を組み合わせて行い、また治療においても、自費治療が必要な場合がよくあるのです。これは、なかなか保険医としてはデリケートな問題を含んでいます。
  そもそも、『不育症は病気である。』と言いきれるのかという難問に直面します。日本の現時点での『保険病名』としては『不育症』という病名はありませんので、原則として保険診療は出来ません。また、『ICD-10国際疾病分類』にも記載されておりません。しかし、平成8年発行『厚生省・日本医学会監修の診療科別標準疾病名集』には、病名として『不育症』が記載されています。また、臨床統計研究において、流産回数別の無治療における次回流産率調査結果では、2回以上連続流産後の次回流産率が有意に高くなっています。
  ですから、『不育症』は病気として考えられますが、保険上のことを考えると現時点では、一般的な病気とは言えないと思います。ただし、『習慣流産』は『ICD-10国際疾病分類』に記載されており、一部ですが保険が適用される検査もあります。
最終更新日: 2016年03月09日 18:23

診療案内

交通アクセス はこちら

 
午前 9:30~12:30
午後 3:00~5:30
  • 完全予約制
  • 祝日も休診日以外は通常通り診療いたします
  • ▲:第1・第3・第5木曜は休診いたします
  • 休診日のお知らせ

ご相談窓口

詳細はこちら

E-MAIL
メールはこちらから
(24時間年中受付)

頻度が高い相談内容を紹介しています。ご相談内容をご参照ください。
受診を希望される方は、ご予約についてをご覧ください。

再診について はこちら

初診予約システムのご利用には予約番号が必要です。予約番号をお持ちでない方は初診案内をご覧のうえ、お申し込みください。