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(5). 不育症は多種類の危険因子が混在しています

近年、多種類の危険因子が混在した流産の存在が注目されています。精神―神経系・内分泌系・免疫系・凝固系のネットワークの破綻によると考えられる流産のことです。その破綻により、ひとつには子宮内血管の虚血による胎児死亡と、もうひとつに胎盤内腔の高圧による胎児圧迫死の可能性です。

たとえば、あるストレス状態の時、視床下部から神経伝達物質としてのセロトニンが多く分泌され、その刺激により下垂体前葉よりプロラクチンの分泌が促進されます。妊娠初期において、プロラクチンは子宮内の免疫細胞を活性化させ、ある免疫伝達物質(TNF-α)が放出されます。その物質は胎盤組織における血管内皮細胞の障害を引き起こすので、凝固系が活性化し、微少血栓形成による虚血が誘導され、胎児死亡が引き起こされると考えられます。

また、あるストレス状態の時、女性ホルモンの分泌が不十分になったとすれば、細胞性免疫が活性化して、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性が亢進されます。さらにアドレナリン分泌の亢進によってもNK細胞は活性化されます。このNK細胞活性が亢進すると子宮内の血管内胎児細胞のプラグ形成が障害されて、その結果、胎盤内腔の高圧が誘導され、胎児圧迫死が引き起こされると考えられます。

最終更新日: 2016年05月24日 17:28

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