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不育症と着床障害のポイント解説

院長のブログにて連載中の内容を転載しました。

卵が子宮の中で育つ場所は、
子宮内膜という粘膜の中です。

子宮内膜の中は、
やわらかいスポンジのような状態です。

その中には、
約120本のラセン動脈が
隅々まで栄養を供給するため、
とぐろを巻いて、
密集しているのです。

その大切なラセン動脈は、
黄体ホルモンの低下や、
交感神経系の緊張で
すぐに細くなってしまうのです。

ですから、胚移植後や妊娠後に
こころがピリピリしていると、
卵に栄養が行かないのです。

これには、血管の中をサラサラにする治療では
効果がありません。

ホルモン補充療法と
精神(薬物)療法が有効です。

流産されたとき、パニックになり、
何も考えられないと思いますが、
流産手術のとき、できれば、
流産物の染色体検査(自費)を依頼してください。

もし、流産物の染色体検査結果が、
正常ならば、
子宮内に原因があるということになりますから、
不育症の検査をして、原因を見つけないと、
辛いことが繰り返されることになるのです。

流産物の染色体検査結果が
異常ならば、
そして数の異常ならば、
その妊娠については
偶然的な運命による流産で
あったということですから、
その子は命を全うしたことになります。

納得して受け入れてあげてください。

ブログNo.287、248、176、167、32を参照してください。

2015年6月発行の「産婦人科の実際」
(金原出版株式会社)という医学雑誌の、
特集 「Stop the 流産」に、依頼論文を書きました。

日本医科大学産婦人科教授の竹下俊行先生が
企画された最新の特集です。

定価が2700円+税です。
関心がある方はご購入ください。

(要旨)
近年、反復着床不成功でもあり、反復流産でもある患者は増加してきている。反復着床不成功も反復流産も胚が子宮内に接着してから、どの時期に発育停止するかの違いである。その原因は胚の染色体異常か、子宮内環境の不都合化に分けられる。胚盤胞の胚の約50~70%、初期流産絨毛の約50~70%に染色体異常があることが報告されている。その多くが偶然的な数的異常であるので、反復した着床不成功・流産では、連続する子宮内環境の不都合化による可能性がある。子宮内環境の不都合化には、身体的な因子だけではなく、精神的な因子が存在している。
妊娠がわかったとき、
あるいは移植したあと、
いつもお腹が痛い方、

精神・神経系がピリピリしていると、
腹膜刺激症状のひとつとして、
痛みを感じる場合があります。


精神・神経系がピリピリしすぎると、
交感神経系からアドレナリンが分泌して、
子宮の中のラセン動脈を細くしてしまい、
赤ちゃんへ酸素をうまく送れません。
また、
免疫細胞を活性化して、
赤ちゃんを異物として攻撃してしまいます。


赤ちゃんを思う気持ちが異常に強いと、
過剰な緊張を生み、
ときに痛みとして、
その危険性を
教えてくれているのかもしれません。

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