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Q26.胚移植を3回受けて、1回は稽留流産、2回は妊娠検査が陽性(血中HCG;28と52)でしたが、 胎のうまでは確認できず、化学流産でした。化学流産は流産に含まれないと聞きますが、 不育症検査を受けるのは早すぎるでしょうか?ただ、卵(胚)の異常が偶然重なった可能性の方が高いのでしょうか?

医学定義的には、胎のうが見える普通の流産を2回以上した不育症でもなく、移植不成功(妊娠反応陰性か化学流産)を3回以上した着床障害でもありませんが、3回移植して卵(胚)が出産まで育たなかったことが重要です。

1回の流産の約70%が卵の偶然異常、1回の良好胚移植の不成功の約70%が卵の偶然異常として、70%X70%X70%=約35%の確率で、卵(胚)の異常が偶然重なった可能性となります。そして、残り約65%の確率で、少なくとも1回は子宮内環境の問題による原因と推定されるのです。

予防医療として、不育症・着床障害の検査を受けるべきかどうかは、最後はご夫婦で決められるべきと思います。

最終更新日: 2018年11月10日 16:23

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