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凝固系・抗リン脂質抗体系の検査について

子宮内に血栓、そして死産にも関係する自己免疫異常の検査についての相談内容を一部修正して記載しました。

死産の前の症状ですが、死産の前に発熱したり、破水したり、強い下腹部痛がないまま、胎動をあまり感じない状態で診察されたときに、胎児心拍がないと言われたならば、それは子宮内胎児死亡です。

その場合、偶然的な生物学的、解剖学的、遺伝的な出来事によるもの以外に、必然的な抗リン脂質抗体症候群による死産もあるのです。

世界的には、妊娠10週以降の原因不明子宮内胎児死亡が1回だけでもあれば、抗リン脂質抗体症候群を疑って検査すべきと言われています。

卵が子宮の内膜(粘膜)の中に入ってくると、卵を育てるために必要な胎盤になる細胞(絨毛細胞)が卵の外側からにょろにょろと増殖してきます。

そして子宮内膜の中のクモの巣みたいなラセン動脈の束にどんどん入ってきます。胎盤になる細胞は半分旦那さんですから半分異物です。

血管の中に異物が入ってくるのですから、血液中の凝固因子系が少し刺激されるのです。その少しの刺激だけでも血栓になってしまうかもしれないのが、血栓性素因といわれるプロテインS欠乏、プロテインC欠乏、第12凝固因子欠乏と、抗リン脂質抗体といわれる各種抗体です。

この中で保険による検査は一部だけなのです。血栓性素因と抗リン脂質抗体をどの程度まで調べるかが病院によって違っているのです。

抗リン脂質抗体の種類だけでも、抗CL、PS、PI、PA、PG、PE、β2GP1、PT抗体の8種類と、それぞれのIgGタイプとIgMタイプの合計16種類もあるのです。

プロテインSと、プロテインCは抗原量と活性が検査可能ですから合計4種類です。

すべて検査する必要はまったくありません。産科領域の検査として、何をどこまで必要かは2016年時点でも世界的にコンセンサスは得られていません。

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