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治療のご相談 (8件)

相談の頻度が高い子宮手術治療、アスピリン治療、ヘパリン治療、夫リンパ球治療、免疫グロブリン治療、ピシバニール治療、精神治療についての相談内容を一部修正して記載しました。

子宮内に血栓ができないようにする治療として、アスピリン治療とヘパリン治療があります。

アスピリン治療は血小板の機能を抑えるためであり、ヘパリン治療は凝固系を抑えるためです。アスピリン治療とヘパリン治療をすれば、結構強力となります。

しかし、出血も起こりやすくなります。少量の出血も含めると、10人中2~3人の割合で性器出血します。

ですから、むやみにヘパリン治療するのではなく、検査値が抗リン脂質抗体陽性か、血栓性素因ありと判断されたときに、アスピリン治療とへパリン治療をするべきであり、それ以外は効果がないばかりか、出血による血腫が発生し、その血腫により流産する可能性もあるので危険性が高くなります。

不育症・着床障害の治療として使うのは、子供用のアスピリンです。今では、多くの先生が、まず予防的にアスピリンとしてのバファリン(81mg)かバイアスピリン(100mg)を処方しています。しかし、本当に理解している先生は多くはありません。

アスピリンは血栓予防のために飲むのですが、飲む量によっては、血栓を作りやすくしてしまうのです。なぜならば、アスピリンは血小板の機能を抑えますが、血管を収縮させる機能もあるからです。1983年のオリジナル論文のアスピリンの量は毎日75mgでした。その論文のなかの患者さんは、抗リン脂質抗体が強陽性であり、大量のステロイド治療も併用されていました。一般的に心筋梗塞を発症した後に飲む量が81mgか100mgなのです。健康な方の適量はその半分ぐらいなのです。ですから、多くの場合、2日に1錠を飲むのが良いのです。ただし、胚移植後の高濃度のホルモン治療中は1日1錠が良いようです。

いつから飲むかについては、妊娠の可能性がある周期の排卵日ごろからか、移植後で十分です。いつまで飲むかについては、異常の検査値によりますが、妊娠16週までか、妊娠28週までか、あるいは妊娠35週ごろまでが目安です。

抗リン脂質抗体が陰性か血栓性素因もない例では、アスピリンの治療効果はないということが信頼性の高い論文に報告されていますが、危険性も少ないと判断されていますので、予防的に飲むことは理解できます。ただ、その場合、出血があればすぐに飲むのを中止したほうが良いと思います。その場合は危険性があるからです。

詳しくは私のブログのNo29(アスピリンジレンマ)を見てください。

私の約40年間、4000例以上の不育症治療の経験から、まずは手術せずに、他にできる治療をすれば、約70%の成功率です。2015年の杉浦らの研究報告でも、中隔子宮では手術療法の有用性がありましたが、双角子宮や弓状子宮では手術しなくても同じ成功率でした。

ほとんどの子宮筋腫は流産の原因にはなりません。子宮筋腫は、できる位置によって、子宮の外側に発育している漿膜下筋腫と、子宮の筋層内に発育している筋層内筋腫と、子宮の内側に発育している粘膜下筋腫に分類されます。

漿膜下筋腫は流産とはまったく関係ありません。

筋層内筋腫は、その大きさが約5cm以上ならば、流産になりやすいので、年齢的に余裕があれば子宮筋腫核出術を受けたほうが良いと思います。

粘膜下筋腫は、まず手術が良いです。経腟的に子宮鏡手術で筋腫を取ります。手術したら、約1年間は避妊が必要となります。

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