受精卵には胎児になる細胞と、胎盤になる細胞があります。 受精卵が子宮内膜にくっつくと、胎盤になる細胞が子宮の中へどんどん侵入していきます。 胎盤になる細胞の表面には特殊なもの(G抗原)があり、攻撃的な免疫を抑えて、必要な免疫を刺激しています。 この特殊な免疫反応がうまく働かないと、受精卵が子宮内で育ちません。 ブログNo.785の免疫寛容の不良による流産・着床不成功(新知見)も、参考にしてください。