心理的ストレスを受けると、血小板が固まりやすくなることは以前よりわかっていましたが、心理的ストレスを受けると、免疫細胞も増加して、炎症性サイトカインが発生してくることもわかってきました。 たとえば、心理的ストレスを感じていると、脳細胞にも、炎症が起きるようです。過剰な炎症により、脳細胞の機能障害が起き、うつ病になる可能性が指摘されています。 本来、炎症性サイトカインは、身体の異常を修復するために、炎症を起こしているのですが、こころの異常に対しても、何らかの原因で炎症を起こしているようです。 炎症性サイトカインが異常にたくさん分泌されている状態になったら、それは組織障害を起こしてしまいます。