体外受精での妊娠、流産を繰り返され、流産予防として、PGT-A(受精卵の染色体検査)を受け、Aランクの卵を移植したのに再度流産された場合、子宮内に原因がある可能性が非常に高いですよ。 勇気を出して、体外受精施設ではなく、子宮の原因に特化した医療機関(不育症認定医、当院も含めて)を受診されてはどうですか? 赤ちゃんを授かるために、子宮内に原因があるかどうか、専門的な心身両面からの検査、治療をお勧めします。 抗リン脂質抗体を含めた凝固系の検査・治療だけでは不十分です。 EMMA、ALICE等の子宮内フローラ(慢性子宮内膜炎)検査・治療による妊娠継続の効果については、否定的な研究報告が多数あります。 基本的問題として、受精卵は半分異物ですから、同種免疫(母児間免疫)の異常と、生殖ストレスの複合的な原因が多く存在しているのです。